昨日、診療終了後に獣医師セミナーに出席してきました。
今回のセミナーのテーマは「肝臓」。 肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、なんら症状が出ないまま病気が進行してしまうこともあります。 すなわち、多少のダメージではビクともしないなんとも頼もしい臓器なのですが、 私たちからすれば、物言わぬ動物の、物言わぬ肝臓は非常に要注意な臓器なのです。
しかもさらにやっかいなことには、ほとんどの肝臓病の治療には特効薬的なものはなく、 点滴(入院が必要)や食事療法(数か月あるいは数年、もしかしたら一生続けなければなりません)などが中心となり、お薬もほとんどは数か月以上、あるいは一生飲み続けることになり、なかなか大変なものです。
そこで、みなさんにぜひ実施していただきたいのが、定期的な健康診断です。 血液検査や超音波検査で、症状が出る前の初期段階の病気を早期発見できれば、 これに勝ることはありません。 一度進行してしまうと完治が難しい臓器ですが、進行をぐっと遅らせることはできます。 動物が苦しみ始める前に、なんとか抑え込むことができます。
とにかく肝臓の病気は早期発見早期治療です!!
私たちと言葉を話せない動物にとっては、 もちろん、肝臓に限らず病気の早期発見早期治療は非常に大切ですが、 今回のセミナーを受けて、改めてその思いを強く持ちました。
また、肝臓には抗酸化物質を含んだサプリメントが非常に有効です。 しかし、人間でも動物でも、実に多くのサプリメントが販売されており、 中には有効成分の表示が不十分で、サプリメントとしての効果が十分得られるのかよくわからないものもあります。 もしサプリメントなどの使用で困ったこと、疑問に思ったことがあれば、お気軽にご連絡ください。 (西原)
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