前回の日記にありますように、 昨日まで日本臨床獣医学フォーラムに出席していました。 その中の講演の一つに関節炎をテーマにしたものもあったのですが、 その講演を聞いて、あらためて関節炎の 早期発見、早期診断、早期管理 の大切さを痛感しました。
関節炎は一度発症すると一生治りません。 痛みを抑えつつ、進行をできるだけ遅くすることしかできません。 またお薬を使うだけでなく、 体重管理、栄養管理、リハビリなどトータルケアで取り組まないといけませんから、 重症化すると本当に大変になります。
だからこそ早期発見が必要となります。 当院に転院していらっしゃる方々にも ”歩き方がおかしい” ”ちょっと痛がってるようだ” というような症状に対して、痛み止めだけを繰り返されてきて、 当院で診断したときには関節炎が進みまくって重症化しているケースもあります。
とくにワンちゃんはほかの動物と比べても 関節疾患を非常に患いやすい動物だと思います。
ちょっと動きがおかしくても油断せず、なんでもご相談くださいね。
あと、よくみられるのが関節のためと、安易にサプリメントを使用する方もいます。 しかし、サプリメントとはいえ長期に渡って使用するとなんらかの影響があるでしょうし、 ちまたに溢れている動物用サプリメントはよくよく吟味しないと ほとんど効果を示さないものもあるようです。 また、殊に関節に関しては、 サプリメントだけ使用しても はっきり言って意味はありません。
もしこれを読まれている方でサプリメントを使用されていらっしゃる方は 気を付けてくださいね。
でもお酒を飲むときのウコン(サプリ・・・)って効きますよね。。。
(西原) |