ここ最近、朝晩はすっかり冷え込み、なんとなく体調も崩れがちになってしまいました。 北海道ではすでにストーブを焚いているお家もあるとか・・・ なんとか冬が来る前に芋煮会をやらねば・・・
さて、今日は診察終了後にアトピー性皮膚炎の治療に関する院内セミナーを実施しました。
これまでもアトピー性皮膚炎の治療には ステロイド、抗ヒスタミン剤、脂肪酸製剤といった薬から SOD、霊芝、ビタミン剤といったサプリメントや外用薬、シャンプー、 さらにはアレルギー用の処方食といった、 アレルギーの複雑な仕組みの各段階に作用する治療を組み合わせて実施してきました。
しかし、症状の重い動物にはどうしてもステロイドに頼らざるを得ないことも多く、 その副作用をいかに抑えていくかが問題となっていました。
近年、そのステロイドの使用をもっと抑える、 あるいはステロイドの代わりになりうる治療として 免疫抑制剤やインターフェロンが使われるようになりました。
これらはステロイドのような重い副作用はありませんが、 効果が表れるまで少し時間がかかること、 高価な治療ではありますが、必ずしも誰にでも効くわけではない、 また、まだ十分な使用実績もないため、 当院としても慎重に慎重を重ね使用する必要があり、 あまり積極的には使用してきませんでした。
しかし、今回のセミナーではおもにインターフェロンについて勉強したのですが、 だいぶ使用実績も積み重ねられ、 また、費用をなるだけ抑えた形でも十分効果が発揮できることがわかりました。 その中でもやはり、副作用がほとんどない点、 ステロイドを使うにしても、ほとんど体に害を及ぼさない量にまで減量できる点で、 これからはかなり使用する機会が出てくることと思います。
特にまだ若いワンちゃんで、 今もステロイドが手放せないようなアトピーを持っている場合は、 一度インターフェロン療法にチャレンジしてみる価値は大いにあると思います。
また、「うちの子にはどうかしら」とお考えの方がいらっしゃいましたら お気軽にご来院、お電話、ホームページなどでご相談ください。
(西原) |